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【読書記録】生きるぼくら 原田マハ


原田マハさんの「生きるぼくら」を読みました。

前回のハクとナガラよりも長めの小説でした。


目次

おばあちゃん

孫と祖母。
この小説を通して、私も祖母との思い出を振り返りました。


小学生の頃は、毎週のように遊びに行っていましたが
今は年に数回しか会いません。


おばあちゃんのコロッケが好きだったな。
おばあちゃんと手を繋いで、歩いたな。
スーパーでお菓子買ってもらったな。


もう10年以上も前のことでも、よく覚えているものです。


主人公、人生くんのおばあちゃん、マーサさん。
久しぶりに再会した時に、
マーサさんは、認知症で人生くんのことが分かりませんでした。


それでも、マーサさんにしてもらったこと、かけてもらった言葉。

その一つ一つを覚えていて、また思い出を増やしていきます。


未来を切り拓く

高校の時にいじめに遭い、その後社会人になっても引きこもって生活をする主人公。

人生くんが、どん底の生活から、
もう一度頑張っていく姿を応援しながら読みました。

人生くんほど、壮絶な過去があるわけではないですが、
私もそれなりに悩んで生きてきました。

でも、きっとどうにかなるんです。
なんとかなる。

何もなくても、空っぽの状態だと
新たにたくさんのものを得ることができます。

蓼科で暮らしで、成長していく人生くん。

最後もとても感動しました。


原田マハさんのお話。
物語を通して、色々と考えることができます。

明日からも頑張ろうという気持ちになりました。

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